万葉の四季 

万葉集は約4500首の歌がありますが、その3分の1は何らかの植物を詠んでいると言われています。万葉人は自然と共に生活をしていたのでしょう。

150種類を超える植物の中で「萩」は137首。ついで「梅」は119首。「桜」は意外と少なく42首と言われています。

万葉の時代の桜は山桜です。万葉人はお花見と言えば梅見を楽しんでいたようです。

万葉集に詠われている花の一部を紹介します。スライドショをお楽しみください。



遊びに行った場所で のワンシーン。万葉人も生活の中で見たような気がする風景かも?



 元号の発表  [ 令 和 ] 2019-04-01 

新しい元号は万葉集 梅の花32首の中から発表されました。

万葉集巻5-814



 初春(しょしゅん)の
月(れいげつ)にして
     
  気淑(きよ)く 風
(やわらぎ)
 
 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を抜(ひら)き

  蘭は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す