四 季 の 花

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空き地に茂る草花   2020-04-03
 空き地に目を向けるといろんな草が繁茂している かわいい小さな花がビッシリ

オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、ウシノハコベ、オドリコソウ、ヤブニンジン

繁茂すると困る草花だが 見れば見るほどかわいい花
     
  放棄地の
 野辺の草花
   繁茂する  
 









風光る 2020-03-22
 一瞬 別々の場所でこの花を見ると ホトケノザ  ミニオドリコソウ  と戸惑う
かわいい小さな花はよく似ている

しかし スタイルは違っている 葉っぱの姿 つきかたもちがう
うん  これは なかなか面白い
 田のあぜで
  似ててにて無き
     このふたり
 語るそばにて  
      風光る
ホトケノザ  ミニオドリコソウ   
     



小春(しょうしゅん)の深山公園   2020-02-07
   
手のひらに
  さえずり来(きた)る
      ヤマガラら
 
   
 

 深山公園を散歩、軽い運動
じんわり 汗が
ヒラヒラと
  深山の里を
    紅(べに)に染め
   
これだけ耕すのは
重労働 

ミミズを探して
イノシシが掘った後

驚きと共に壮観さ、さえ感じる






旭川 爽風の色に 心弾む
                                                           2019-12-08

 
 
 惜しむ山   
  河面のキャンパス
     残秋映す
   


遥かなる吉備路   2019-12-6
日暮れ時 車窓からアッケシソウ? そんなはずはない 草紅葉? 車をUターン やっぱり ・・
 
  
 遥かなる
  吉備路染めるは
    草もみじ
  舞うは誰そ
    舞台は秋風   


晩秋   2019-12-04
 陽の光を受け
光る尾花 秋風に揺れ綿毛が
まるでダイヤモンドのよう

車を停めシャッターをきる

     
      





牛窓 オリーブ園からの展望   2019-11-30

天高くどこまでも続く青空  さわやかな空気  心地よい風  海と空と牛窓ののどかな風景  ああ  最高の一日  感謝感謝  です
 
 

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 つれあいと
  鐘に誓いし 若き日の
    思い再び 
      素風におもう


   
       
       
   
 










早島 爽秋の城山公園   2019-11-29
     
  城山の
    まほろばの里に
         紅葉咲く   
     
 陽だまりで
   木の葉の秋声
        ものおもう     
       
       
       



半田山 晩秋の素風 2019-11-23 
     
 

 ユリノキよ
   穂高 槍よりも
         天を指す
     
      花吹雪
       今は落ち葉が カサカサと     
         素風に乗って うたってる


     
     
  
 秋うらら
   風に誘われ
        もみじ舞う






備中国分寺 萌え出ずる秋   2019-11-17
     
   
国分寺
偲び 祈るは  万葉びと
      染まるくれない はるかな空
 
 

萌えるような  赤

透き通るような  黄色

生き生きと輝く  緑

国分寺と紅葉の秋の一日

   









旭川周辺  2019-09-15

 旭川の水面がピンク色に染まる
   万葉集  巻十‐二千十三

 秋風は 涼しくなりぬ

    馬並(な)めて

  いざ野に行かな 萩の花見に 
 
             詠み人知らず

土手一面の萩   どこまでも続く萩の花

旭川の水面に映るピンク色は萩を映しているのかも


キツネノマゴ 
愉快な名前は誰がつけたのだろう 

とっても、とっても小さい花 
このうえなく愛らしい可愛い花 
  
         
キツネノマゴの周りに咲くツユクサが 








種松山  2019-02-21

立春も過ぎ春の訪れが少しずつ感じられます。しかしながら朝夕の温度差や三寒四温の日々、
風邪の風に油断ならない日々です。

穏やかな空気に誘われ種松山の花を見に行きました。山が黄色(蠟梅)や、白やピンク(梅)に彩られていました。

梅の香りで春の訪れを感じられさわやかな一日でした。

種松山山頂から望む風景  赤、白、ピンク色の梅の花がとってもきれいです

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何とも言えない香りに誘われたところは満開の蝋梅 きれいに剪定された椿 足元に咲く寒アヤメ
   











円通寺 2019-01-30 

円通寺は倉敷市玉島にある曹洞宗の寺院です。良寛和尚が若いころ修行をしたお寺です。

子どもたちと手毬で夕暮れ時まで遊ぶイメージは誰しもの心に浮かびます。俳句や手毬唄の風情から[良寛さん]と親しみを込めて呼ばれています。

石組の庭と葦屋根の荘重な伽藍が配置された境内や隣接する円通寺公園では、四季折々の花を楽しむことができます。

春になると咲き乱れる花々を紹介します。今日は境内に咲いていた万両や福寿草がきれいでした。



 
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旧閑谷学校  2018-11-14

閑静な山あいにある旧閑谷学校のモミジや楷の木の紅葉は最高です。ここは、岡山藩主「池田光政」によって開設された日本最古の庶民のための学校です。

谷深き地のこの学校には2本の楷の木があり、日本の風景と共に紅葉を楽しみ、紅葉に包まれる光景は何故か郷愁を誘います。

 
 







半田山植物園  2018-03-07
啓蟄も過ぎ、暖かい風が吹くとおもえば、突然の春の嵐。目まぐるしく天気が変わります。

春の訪れを感じる今日この頃、半田山に春を探しに訪園しましたが、あいにくの曇り空。

花たちはうつむいたり、曇り空に隠れたりでしたが一生懸命咲いていました。




  2017-09-21

 四季折々の花や木の実は、季節が来ると誰が告げるともなく忘れずに花や実をつけ、私たちに季節の変化や訪れを知らせてくれます。

 今年の夏は最高に暑い暑い、と思い秋はやってくるのかな? なんて 感じていましたが、畦を歩いていると柿が色づき、にらの花が咲き、彼岸花、葛の花、がいつの間にか花を咲かせていました。


 お彼岸が近づくと、どんなに暑くても朝夕の空気や風が秋の気配を感じさせ、耳を澄ませば虫の声。季節は忘れずにやってくるのだな、としみじみ感じました。

 
   






旭川  2017-08-14  

旭川にそって車を走らせていると、川面にピンク色が映っています。  夏の日の一日。  旭川に架かるピンクの橋と山影が、さざ波と共に映る姿に、車を止めてパチリパチリ。  橋を渡る車も川面と一緒に走ります。

橋の向こう岸では、家族連れでしょうか、水遊びに興じていました。  川の流れの速いところではカヤックに挑戦。










車窓の米子道 2017-04-04 

 米子道を走っていると、雪をかぶった大万木山(おおよろぎさん)、猿山、木々の間には残雪が白く覆っていました。

 今年は雪がまだたくさん残っていました。春はまだ少し居眠りしているようです。


写真の上のマウスを持っていくと山の名前が表示されます。

    
時は今は  春になりぬと  み雪降る
     遠山の辺に(とほやまのへに)  霞たなびく
                 
                     
巻8ー1439    中臣武良自(なかとみのむらじ)

遠い山の霞が春を知らせてくれるのは昔も今も変わらぬ日本の原風景のひとつですね。






初雪   2017-01-13

目覚めると白く輝く空気。窓を開けるとそこは一面の雪景色。

見渡す限り雪、ゆき、ゆき。車の屋根に降り積もった雪は、白く、高く、まるで料理人のような帽子。

何もかも白く白く、太陽の光を受け白銀の世界。

家の前の公園の雪 コックのような綿帽子 雪・雪・雪の桂川


初雪を詠った万葉集

  
新(あらた)しき 年の初めの 
    初春(はつはる)の

  今日(けふ)降る雪の 
     いやしけ吉日(よごと)


        
   巻20-4516  大伴家持











ドライブ道中の花   2016-10-03
 
雨の晴れ間にちょっとしたドライブ。車窓から道端、山際の斜面に顔を見せるかわいい花。車を止め、カメラを向けました。

ピン球ぐらいの「ヤマガキ」が鈴なりでした。まだ熟していない青色や熟したようなオレンジ色。でも、渋柿でしょうね。

足元には、「ヤマハッカ」「ヤブツルアズキ」「ヌスビトハギ」が咲いていました。

子どものころ山に入ると服やズボンにたくさん張り付いて取るのに大変だった「ヌスビトハギ」。懐かしいですね。

道の駅で昼食をとりました。いい香りがするので外を見ると、なんと満開の「キンモクセイ」。秋の香りを満喫しました。

かの有名な楊貴妃が花を漬けたリキュール、桂花陳酒を好んだというのは有名な話。

中国語では「桂」は木犀(モクセイ)のことを指し、金木犀は橙色をいう丹の字をつけ丹桂と呼ぶらしいです。

香りのよい木、一般をあらわす語として「桂」で表します。はじめは主に肉桂(ニッケイまたはニッキ)を指していましが、モクセイが桂の意味で広く使われるようになると、最終的にはモクセイの意味となったようです。

『万葉集』では、のちに桂(カツラ)という字が使われるまでは、カツラに「楓」の字が当てられています。  

黄葉する 時になるらし 月人の


  
楓(かつら)の枝の 色づく見れば

      
巻10-2202  詠み人知らず

 
子どものころ、野山を 駆け回って遊んでいて、気づくとヌスビトハギの種が、服のいたるところにくっつき、とるのを苦労した思い出があります
アズキの祖先であるヤブツルアズキ。
何とも言えない花の表情です。
おしるこやぜんざいにできるかも?
 
縄文、弥生時代の遺跡から柿の種が発見されています。
柿本人麻呂は屋敷に柿が有ったので柿本と名のったそうです。
万葉集には柿の句はありません。残念です。
山の斜面に沢山咲いていました。
調べても名前がはっきりしません。
ヤマハッカかな? 








彼岸花   2016-09-20

 田んぼの畦道などに群生し、9月のお彼岸の頃に咲くため、「彼岸花」とか球根に毒があることから「毒花」とか言っていました。また、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも言います。これは、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味があるそうです。おめでたいことが起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典からきているそうです。

 畦道や土手で見かけますが、それには意味があると言います。
には、モグラや野ネズミが畦道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根を植えることで
防ぐため。

もう一つは、彼岸花の根茎は強いため、畦に植えて畦の作りを強くするため。

ついでにもう一つ、古の人は、食料がつき、草や木の皮も食べ尽くし、最後の最後の非常食として彼岸花の球根を食べたといいます。球根には毒があるので「水晒(さら)し」という技法で食べたそうです。餓死という窮地に立たされ、まさに死と直面したときに食べたのでしょうね。彼岸花には、さまざまな思いがあるのですね。

     田んぼの畦道には赤色や白色の彼岸花が満開です。  稲穂が実り、刈り取りも間近でしょう。
 
 あぜみちに咲く満開の彼岸花 
 
赤色や白色の彼岸花 でいっぱいです。
彼岸花の蜜を吸いに蝶がやってきました。
  畦道にツルボが群生しています。
愛嬌のあるカカシも見つめています。 
 
 万葉集には、壱師(いちし)の花が一首詠われています。
 壱師(いちし)とは具体的に何を意味しているのか定かではありませんが、ギシギシ、イタドリ、イチゴ、エゴノキ
 などの説がありますが、彼岸花が最有力候補と言われています。


    
路(みち)の辺(べ)の 壱師(いちし)の花の いちしろく 

     人(ひと)皆(みな)知りぬ 我が恋妻は

   
                 巻11-2480  柿本人麻呂






奥津温泉 ドライブの旅     2016-08-28 

 車で走っていると木々の葉の上に白く咲く花がいっぱい。何の花だろう?

 よく見ると、似てるようではあるが花の形、葉の形が違う。ネットで調べるといい勉強になりました

 「センニンソウ」と「ボタンヅル」 です。

 「センニンソウ」は「テッセン」の原種、という話を聞いた事があります。なるほどね と思います。

センニンソウ  ボタンヅル 
木や葉にからみつくように生茂って咲いています。
遠目から見ると「センニンソウ」も「ボタンヅル」もよく似ている。
葉を比べてみよう。
「センニンソウ」はテッセンの葉に似ています。 「ボタンヅル」はボタンの葉に似ています。

山の木々にはツル性植物が沢山あります。「クズ」は木全体を覆いつくしています。
目を凝らしてよく見ると そのほかにも。
 8/15カエデドコロの花 8/28カエデドコロに種が。 おもしろい種。  
「クサギ」 灌木に花が咲いている。雄しべが長く伸びている。
「ヨウシュヤマゴボウ」(アメリカヤマゴボウ)  
     緑の実が赤く変わり、ピオーネのようなブドウに変身。食べられません。
「ヤマゴボウ」は花徐が直立している。このドライブでは見かけませんでした。