千種高原   2016-06-12
 
千種町は古代より砂鉄を利用した「たたら製鉄」が行われていました。奈良時代に編纂された播磨国風土記の中に「鉄を産する」と記されているそうです。

自生する「クリンソウ」にとって 千種の気候は適しており、「たたらの遺構」という土壌も加わり、また地域の人々の努力により素晴らしい群生地となっています。観察時期が「クリンソウ」の満開期から少し遅かったため終わりかけでした。園内には40万株にもおよぶクリンソウが咲きほこります。

名前の由来
花は下の方から階層になって次々と咲いていきます。その姿がお寺の屋根の先端についている九輪に似ているところから「クリンソウ(九輪草」の名前がついています。


彡 園内に入るとまず目に留まるのが「エゴノキ」の大木。
今は花が満開 空から白い花が降ってくるようです。

満開のエゴノキの花



彡 遊歩道を歩くと次々とクリンソウが迎えてくれます。
まだたくさん花がありました。
 


彡 園内にはコガクウツギ、ノアザミも咲いている。
たたら製鉄の遺構も。


アザミの上でスイッチョンが

コガクウツギ

 



タタラ製鉄の跡地


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